- 今の状況
- GO予定どおり(10月16日時点で延期の発表なし)
- 打ち上げ
- 2026年10月20日(火)4時41分03秒
- 場所
- 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場 第2射点
- 予備期間
- 10月21日(水)〜11月7日(土)※時刻は日ごとに決まる
- 家の近くで見るなら
- 打ち上げの約5分30秒後から、低い空(高度10〜20度)
- 中継
- 打ち上げの約55分前(3時46分ごろ)から
最終確認:2026-10-16(出典:JAXA プレスリリース・特設サイト)
10月20日の未明、H3ロケット10号機が火星へ向かう探査機を載せて種子島から打ち上がります。夜明け前の打ち上げなので、うまくいけば日本のほぼ全域の空で、光るロケットを自分の目で見られるかもしれません。
この記事では、家の近くで見る方法、中継で見る方法、種子島で見る方法を、必要な時刻と注意点に絞ってまとめました。
まず結論:あなたに合う見方は3つ
- 家の近くの空で探す(全国):4時40分には外へ。打ち上げの約5分30秒後から、低い空に光る点を探します。
- 中継で見る(どこでも):3時46分ごろから。発射の瞬間を大きな画面で見たい人に。
- 種子島で見る(現地):前日までに島に入り、宿と移動手段を押さえられる人向け。
10号機はどんな打ち上げ?
ロケットはH3の中でもっとも力の強い「H3-24L」。エンジン2基とブースター4本、長いフェアリングを組み合わせた形です。
載せるのは、火星の衛星フォボスから砂を持ち帰る探査機MMX。重さは約4,480kgで、2027年度に火星に着き、2031年度に地球へ戻る計画です。世界で初めて火星の衛星から試料を持ち帰ることを目指しています。
家の近くの空で見る
JAXAは今回の打ち上げを「夜空のパブリックビューイング」として、各地の空から探すよう呼びかけています。見えるのは、次の3つの条件がそろったときです。
- 見ている場所がまだ暗い
- ロケットが地平線より上にある
- ロケットに太陽の光が当たっている
夜明け前は地上が暗くても、高いところを飛ぶロケットには太陽の光が届きます。そのため、打ち上げの約5分30秒後(4時46分ごろ)から、ロケットが光って見え始める可能性があります。
見る場所と方角
- 高さ:地平線から10〜20度。腕をまっすぐ伸ばしたときの、こぶし1〜2個分の高さです。
- 方角:住んでいる地域で変わります。JAXAの特設ページに、鹿児島・福岡・高知・広島・大阪・石川・名古屋・静岡・東京・仙台・奄美・小笠原の方角の図があります。スマホのコンパスアプリと合わせて確かめておきましょう。
- 場所:その方角の低い空が開けているところ。建物や山にさえぎられない、河川敷や高台が向いています。
どう見える?
JAXAによると、明るいときはいちばん明るい星くらいに見えることがあります。第2段の噴射のガスが、ぼんやり広がって見えることも。双眼鏡があると見つけやすくなります。九州・四国・広島のあたりでは、ブースターが燃える明るい光が見える可能性もあるそうです。
当日の動き方
| 時刻(予定) | やること |
|---|---|
| 3:46ごろ | 中継が始まる。準備ができたら外へ出る支度を |
| 4:30ごろ | 見る場所に着く。目を暗さに慣らしておく |
| 4:41:03 | リフトオフ(打ち上げ) |
| 4:46ごろ | 低い空にロケットの光を探し始める |
| 5:52ごろ | MMXの分離(中継で確認) |
見えたら「#ロケット見えた」をつけてSNSに投稿すると、JAXAが目撃情報として集めています。打ち上げから10日以内なら、JAXAの専用フォームから報告することもできます。
中継で見る
JAXAの中継は、打ち上げの約55分前から約75分後まで。予定どおりなら3時46分ごろから5時56分ごろまでです。JAXAのYouTubeチャンネルのURLは、記事を書いた時点では「近日公開予定」でした。ニコニコ生放送でも配信されます。
パブリックビューイング
| 会場 | 内容 |
|---|---|
| 鹿児島県庁 18階展望ロビー | 10月20日3時45分ごろから、打ち上げの約75分後まで。北側(駐車場側)の入口から入る。来庁者駐車場は受付で手続きすると2時間無料 |
| 相模原市立博物館 | プラネタリウムで中継を上映。時間や定員は博物館の案内を確認 |
種子島で見る
現地で見るなら、打ち上げが4時41分なので前日までに島に入るのが前提です。打ち上げ日は宇宙センターの全域が閉鎖され、射点から半径3km以内は立入禁止になります。
見学場
| 見学場 | メモ |
|---|---|
| 恵美之江展望公園 | 事前抽選。10号機の申し込みはすでに締め切られています |
| 長谷展望公園 | 南種子町が開く見学場 |
| 宇宙ヶ丘公園 | 南種子町が開く見学場 |
| 前之峯グランド | 南種子町が開く見学場 |
見学場ではJAXAのカウントダウンの音声が流れます。周辺では交通規制があります。規制の時間や道路、シャトルバスの有無は、出発前に南種子町の案内で必ず確認してください。
島への行き方
| 手段 | かかる時間(目安) |
|---|---|
| 飛行機(鹿児島空港→種子島空港) | 約30分 |
| 高速船(鹿児島→西之表港) | 約1時間30分 |
| フェリー(鹿児島→西之表港) | 約3時間30分 |
| 車(西之表港→宇宙センター) | 約70分 |
| 車(種子島空港→宇宙センター) | 約50分 |
島の宿は打ち上げのたびに早く埋まります。種子島での見学ガイドに、宿の考え方や延期への備えをまとめています。
前後の日の宇宙センター
JAXAの案内では、宇宙科学技術館は10月19日(月)が臨時開館、20日(火)も開館です。施設案内のバスツアーは19日・20日とも運休します。打ち上げの日がずれると、この予定も変わります。
延期になったら
ロケットの打ち上げは、天気や機体の点検で延期されることがよくあります。予備期間は10月21日から11月7日まで。延期した日の打ち上げ時刻は、日ごとに決まります。
最新の情報は、JAXAの特設サイトとX(@mmx_jaxa_jp、@tnsc_JAXA)で確認できます。このページも、発表があればすぐ書き換えます。
よくある質問
雨やくもりでも見える?
家の近くの空で見る場合、雲があると見えません。中継なら天気に関係なく見られます。種子島の天気だけでなく、自分のいる場所の天気と、ロケットが見える方角の低い空に雲がかからないかも確認しておきましょう。
東京からも見える?
JAXAは東京を含む全国12地点の方角の図を出しています。条件がよければ見える可能性がありますが、低い空なので、建物のない開けた場所を選ぶのが大事です。
何時に起きればいい?
家の近くで探すなら、4時20分ごろに起きれば間に合います。中継で発射の前から見たいなら、3時40分ごろに起きましょう。
- JAXA プレスリリース:https://www.jaxa.jp/press/2026/08/20260820-1_j.html
- JAXA H3ロケット10号機 特設サイト:https://fanfun.jaxa.jp/countdown/mmx_h3f10/index.html
- JAXA 夜空のパブリックビューイング:https://fanfun.jaxa.jp/countdown/mmx_h3f10/night-sky-public-viewing.html
- JAXA ライブ中継・パブリックビューイング:https://fanfun.jaxa.jp/countdown/mmx_h3f10/live-public_viewing.html
- JAXA MMXプレスキット:https://fanfun.jaxa.jp/countdown/mmx_h3f10/files/mmx_press-kit_ja_20260918.pdf
- 鹿児島県 パブリックビューイング:https://www.pref.kagoshima.jp/ac06/utyu/h3f10_public.html
- 鹿児島県 見学のご案内:https://www.pref.kagoshima.jp/ap01/event/r8/h3-10.html
- JAXA 種子島宇宙センター 打ち上げ時の見学:https://fanfun.jaxa.jp/visit/tanegashima/launch.html
- JAXA 種子島宇宙センターへのアクセス:https://www.jaxa.jp/about/centers/tnsc/pdf/traffic_j.pdf
- JAXA 打ち上げ前後の施設の営業:https://fanfun.jaxa.jp/information/detail/23416.html
- 南種子町 H3ロケット10号機:http://www.town.minamitane.kagoshima.jp/sightseeing/rocket/H3f10.html
- 2026-10-16 公開用に作成
